BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

恒例になった皇居マラソン

12月初旬、大学時代の仲間との同期会を主催するため東京に行った。わざわざ飲み会だけのために蓼科から東京に出かけるのは、誰でも勿体ない気がするであろう。一方で、偶には都会の空気を吸うのも良いのではないかと思うのである。そこで、東京へ出かける時の言わば口実の

RUNTASTIC の記録画面

一つになっているのが、皇居でのマラソン練習である。蓼科へ移住してから、すっかりマラソンをする機会が減ってしまったが、年に数回の皇居マラソンだけは続いている。東京で飲み会がある時は、翌朝の皇居マラソンが今では恒例になってしまったのである。今回も久々に皇居を周回し、スマホアプリ「Runtastic」に記録した。ちなみに私は、他にも登山&トレッキングは「山と高原地図」 、ゴルフは「ゴルフネットワーク」に記録を残している。

この日は、今シーズンでもっとも寒い日と言われたが、蓼科に住む私にとっては暖かい方であった。天気が良く、気温は低いが陽射しが暖かい。改めて見る皇居は、やはり綺麗に整備され走っていても気持ちが良い。ちょうど、皇居開放の期間中であり、皇居前広場には入場整理のロープやテントが張ってあった。残念ながら事前に知らなかったので、今回は見学することができなかった。2年後には天皇陛下も譲位され、新しい天皇が誕生する。少なくともそこまではこの私の恒例行事を続けたいものである。

今回、2つの点でこれまでと違うなと感じたことがある。一つ目は、走っているランナーを見ると「外国人ランナーが多い皇居マラソン」の時と比べ、外国人が減って若い男性が多いように思えた。その分、ランナーの走るスピードが速い。付いて行こうとすると、直ぐにスタミナがなくなってしまう。私のようにタイムを競う訳ではなく健康増進が目的の人、景観を楽しみながらマイペースで走っている人が意外と少ないように思えたのである。2つ目は、周回方向が反時計回りで揃っていたことである。以前の投稿記事「皇居マラソンのご法度」にも書いたように、反時計回りに走るよう注意を促す看板は無いが、逆方向に走る人もいなかった。それだけ、常連の人達が多かったのであろう。北の丸や千鳥ヶ淵方面は歩道も狭く地下鉄の入り口もあり、スピードを出して反対方向に走るのは、ともすれば迷惑行為になる。それでもここは、東京の喧騒が嘘のように落ち着いた雰囲気のある場所である。

 

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