BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

白銀の車山を登る

1月21日は大寒で、暦通り本格的な冬将軍が来た。お蔭で蓼科近辺も例年のような雪景色になった。先週、待ち切れず登った車山に、またしても出かけて来た。18日の大雪で雪は数十センチ積もったが、今日は雲一つない快晴で青空と白銀の世界が楽しめる。こんな天気の良い日に出かけない手はない、と思うとお尻がムズムズして来た。本当は、スノーシューをネットで注文したのでそれを履きたかったが、届かないものは仕方ない。今回は、登山靴に軽アイゼンを付けて登ることにした。

      車山肩の駐車場

車山肩の駐車場

車山肩に着くと、既に数台の車が駐車していた。今日も登山口から山頂までタイムラプスを撮りながら登る。前回は15歩をベースにしたので、出来上がって見るとコマ数が少なく粗い映像だった。そこで今回は5歩をベースに、できる限りコマ数を増やし滑らかな動きになるように撮影した。登山道はしっかりトレースが付いていて、20~30cmは踏み固められていた。それでも時々ズボッと膝近くまで足が沈むことがあるので、カメラの高さが安定しない。それでもめげず数歩歩いてはシャッターを押し、また数歩歩いてはシャッターを押しと言う登山を続け、何とか山頂に到着できた。
しかし何と総コマ数は620で、通常200~300なのでいつもの倍近くあり、私のPCの処理限界に近い。おまけに、途中で露出を触っていたらしく、露出オーバーで撮れていた。幸いjpegだけでなくrawデータも残していたので、現像ソフトで露出調整処理し余分な時間がかかってしまった。結局、1日がかりでやっと動画に仕上げ、これまでで一番の大作の完成である。

 

山頂から東側にはスキー場が開けている。蓼科山や北横岳も全面雪に覆われ、先週とは全く違う趣の山になっていた。その景色をタイムラプスで撮ろうと三脚を出したが、カメラを固定する部品がない。どうやら慌てて出て来たので、山小屋に忘れて来たようである。何とか三脚に乗せて撮ることにしたが、風が強いのでカメラが動いてしまう。仕方なく10分足らずの短編になってしまったが、意外とスキーヤーの動きが面白い。

 

車山の帰り、久しぶりに白樺湖へ寄って見た。湖面は凍り雪が積もっていて、どこからが湖か分からない。夏や秋の白樺湖も良いが冬は格別である。ここ信州は四季がはっきりしていて、素晴らしい自然が楽しめる土地であると、改めて思わされた。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

白樺湖以外にも、雪景色が美しい場所は沢山あるので、写真好きにはたまらない季節である。別途テーマ毎に整理し、順に紹介して行くので乞うご期待を。

FavoriteLoadingAdd to favorites

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください