蓼科生活を始め、今年で3回目のお正月を迎えた。これまで年末年始は志賀高原などスキー場で過ごすことが多かったが、蓼科生活を始めてからは近郊に沢山のスキー場があるのでその必要がなくなったのである。元々、我が家はスキー大好き一家で、子供たちは大学でスキー部に所属するほどであった。これまでの約40年間でスキーをしなかったシーズンは、孫誕生に関わる1シーズンのみである。ところが蓼科生活を始めて見ると、私のスキー熱はやや冷めてしまっていた。何故ならば、いつでも素晴らしい雪景色が見られること、スノーシュー・トレッキングと言う新たな興味を持ったこと、が要因だと思われた。
ところが今シーズンは、クリスマスとお正月に孫たちと一緒にスキーをする機会があったが、その孫たちの腕前が見る見る上達している事に気づいた。そこで一緒に滑ったり、上手になって行く様子を見るのが楽しく思えてきた。即ち、スキーそのものが楽しいと言うよりも、スキーを通じた家族団欒が楽しい。スキーと言うスポーツは、まさに核家族の絆を繋いでいる。やはり我が家は「スキー一家」であると改めて思った次第である。
蓼科近郊のスキー場と言えば、ロープウェイがあるピラタス蓼科・富士見パノラマ、スキーオンリーのブランシュたかやま、白樺湖周辺の車山高原・白樺湖ロイヤルヒル・白樺高原・しらかば2in1など、本格的なダウンヒル・コースからファミリー・コースまで揃っている。我が家はスノーボードをやらないので、ブランシュたかやまをホームコースにしている。ブランシュたかやまは、コース全長も長く中級から上級までこのエリアでは変化に富んだスキー場である。また、以前より団塊のスキー世代に照準を合わせた経営方針で、シニアに優しいスキー場である。今年はシルバー会員にもなり行く気満々になってしまったのである。
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