BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

2017update版 BBQメニュー

我が山荘BFCの定番おもてなしであるBBQパーティーで、2017年に追加したメニューを紹介する。ベースは昨年「BBQによるBFC流おもてなし」に掲載したものであり、今年追加した新メニューにはNEWを付し、料理の仕方や説明を書き加えた部分にはADDを付してある。

 

メニュー

 

<メインメニュー>

  1. 厚切りステーキ ・・・ 厚さ3cmのリブアイロールを、塩コショウだけで焼く
  2. NEW ビーフストロガノフ・・・ 海鮮主体BBQで肉系が欲しい時のサブメニュー用
  3. 豚スペアリブ  ・・・ スペアリブを特製タレに付け、冷蔵庫で一晩寝かせてから焼く
  4. 馬刺し     ・・・ 冷凍を電子レンジで半解凍し薄く切り、しょうが醤油で食べる
  5. ウィンナー   ・・・ 少し大きめのBBQ用ウィンナーを焼く、子供には大人気
  6. 牛タン     ・・・ 冷凍だが解凍しなくてもそのまま焼いて、塩胡椒で食べられる
  7. 手羽中の甘辛揚げ・・・ 手羽中をノンフライヤーで揚げ、フライパンでタレを絡める
  8. NEW バッファロー・チキン・ウィング ・・・ 上記をホットソースのタレで絡める
  9. アユの塩焼き  ・・・ アユに踊り串を刺し、塩をふってじっくり遠火で焼く
  10. イワナの塩焼き ・・・ アユの代わりにイワナを使う
  11. イカのホイル焼き・・・ 新鮮な刺身用イカを、はらわたと一緒にホイルに包んで焼く
  12. NEW イカの串焼き  ・・・ 新鮮なイカをぶつ切りし、串に刺して焼く
  13. サザエ磯焼   ・・・ サザエを火にかけ、煮えてきたら醤油を垂らして食べる
  14. NEW ホタテ磯焼 ・・・ ホタテ貝を開き焼き、煮えてきたら醤油を垂らして食べる
  15. 赤海老の串焼き ・・・ 赤海老の頭から尻尾に真っすぐ串を刺し、塩をふって焼く
  16. エビのアヒージョ・・・ 小海老とオリーブオイルをアルミ容器で加熱し塩胡椒で食べる
  17. マッシュルームのアヒージョ・・・ 小海老の代わりにマッシュルームを使う
  18. チーズフォンデュ・・・ カマンベールをアルミ容器で加熱し、具材を付けて食べる

 

<サイドメニュー>

  1. コールスロー  ・・・ 作り置きできるので、当日は生野菜サラダより手間要らず
  2. 生野菜サラダ  ・・・ レタスやセロリなど地元の名産物を特製ドレッシングで食べる
  3. NEW 生野菜ディップ ・・・ 棒状のセロリやキュウリを特製ディップに付けて食べる
  4. 焼きトウモロコシ・・・ 茹でておいたトウモロコシに醤油を塗りながら焼く
  5. 焼きキノコ   ・・・ エリンギ、シイタケなどのきのこを焼く
  6. NEW 舞茸のホイル焼き ・・・ 舞茸をアルミホイルに包んで醤油&バターで焼く
  7. 焼き野菜    ・・・ 切るだけで良いので種類や量の調節用に用いる
  8. NEW 生ハムとミニトマトの串焼き ・・・ ミニトマトに生ハムを巻き串に刺して焼く
  9. 焼きオニギリ  ・・・ オニギリを遠火で醤油を塗りながらじっくり焼く
  10. マシュマロ   ・・・ 子供に大人気、マシュマロを串に刺し自分で焙りながら食べる

 

 

人気のお肉メニュー

前述のメニューの中で評判が高いのは、何と言ってもお肉である。最初の2つは、これぞBBQと言った定番メニュー、バッファロー・チキン・ウィングは事前に作っておくスターター用、ビーフストロガノフは連泊者用に今年から加えたものである。

    1. 厚切りステーキ ・・・ これまで国産が良いとの先入観が強かったが、外国産で十分であることが分かった。炭火であるからこそ厚切りステーキが美味しく焼ける。肉の種類は、サーロインやリブアイロースが良い。スーパーのステーキ用はせいぜい厚さ2㎝くらいまでで、これでは物足りない。少なくとも3㎝以上の厚さがあってこそ、食べ応えがあり美味しい。お肉専門店(Favorite Shopを参照)であれば好きな厚さや大きさに切ってもらうことができる。グラム単価も国産高級牛肉の半値以下で驚くほど安く美味しい。
        • 下ごしらえ  焼く1時間前に冷蔵庫から出し、肉を常温に戻す
        •        片面だけ包丁の峰で叩き、塩胡椒を両面にする
        • 焼き方  先ず叩いた側を上にして強火で焼く
        •      下側が焼け肉汁が染み出て来たら、裏返してじっくり焼く
        •      焼けたらアルミホイルに5分以上包んで、中まで火を通す
      • ADD  焼き方の動画

    1. 豚のスペアリブ ・・・ 普通のスーパーでは置いてなかったり、あっても2・3パックで量が足りなかったりする。お肉専門店でも常時置いてあるお店が意外に少ないので、予め購入して冷凍保存しておくと良い。知人から教えてもらった特製タレに付け、冷蔵庫で1日くらい寝かせる。全体にタレが馴染むよう、時々上下をひっくり返すと良い。
      • スペアリブ   800g
      • 醤油      0.5カップ
      • 酒       大さじ2
      • みりん     大さじ2
      • 砂糖      大さじ1.5
      • サラダ油    大さじ1
      • ネギ      1本(みじん切り)
      • にんにく    1片(すりおろし)
      • しょうが汁   小さじ1
    2. ADDバッファロー・チキン・ウィング ・・・ アメリカのNY州バッファロー発祥の料理だが、今では夏の定番メニューで人気がある。特に、ビールのおつまみに最適で、ビールで乾杯するときに欠かせない。料理の仕方は、下記の手羽中の甘唐揚げのソースをホットソースに変えたものである。但し、子供や辛いのが苦手な人には向かないので注意すること。以下にホットソースの材料を示すが、アメリカではこれ専用に Will社からBuffalo Wing Sourceとして販売されている。
      1. トマトケチャップ   大さじ2
      2. タバスコ       大さじ1(辛いのが好きなら大さじ2)
      3. 溶かしバター     10g
      4. ガーリックパウダー  少々
      5. はちみつ       少々
      6. 砂糖         少々
      7. 塩          少々
    3. ADDビーフ・ストロガノフ ・・・ BBQを二日連続して続ける場合、1日目は肉主体、2日目は海鮮主体でする場合がある。ただ、海鮮主体ではやや物足りないと言う人も居るのでその人向けに追加したサブ・メニューである。予めキッチンで作っておけるので、手際よくお口直しのスープ代わりにも出せるので便利。意外に好評であった。牛肉は5mm幅くらいに切り塩・胡椒をし、マッシュルームと玉ねぎは薄切りにしておく。ボールに薄力粉を入れ牛乳を溶いておく。フライパンにバターをを入れ中火で牛肉を炒め、色が変わったら白ワインを入れ煮立ったらフライパンから取り出す。フライパンにバターを入れ玉ねぎを炒め、しんなりしたら牛乳で溶いた薄力粉を入れとろみが出るまで炒める。牛肉を戻し、マッシュルーム、生クリーム、顆粒スープの素を入れ、マッシュルームがしんなりするまで2~3分煮る。最後に塩・胡椒で味を調える。
      1. 牛小間切れ      80g(二人分)
      2. 玉ねぎ        1/2個
      3. マッシュルーム(白) 4個
      4. 牛乳         1と1/4カップ
      5. 薄力粉        大さじ1/2
      6. バター        20g
      7. 白ワイン       大さじ2
      8. 生クリーム      1/4カップ
      9. 顆粒スープの素    小さじ2
      10. サワークリーム    大さじ1(あれば、無くても良い)
      11. 塩          少々
      12. 胡椒         少々

※ 冷凍肉の解凍方法 ・・・ 冷蔵庫での自然解凍より、氷水解凍(約2時間)の方が早くて美味しい。但し、焼く場合は必ず常温で1時間置いておき、肉の表面と真ん中の温度を均一にしてから焼くと美味しく焼ける。

その他の食材調達と下ごしらえ
    1. 手羽中の甘辛揚げ ・・・ これはBBQ料理ではなく予め作り置きしておくメニュー。メインの肉類が焼けるまで時間かかるが、その待ち時間に食べてもらえるので重宝である。元々はフィリップス ノンフライヤー HD9220/27をプレゼントで頂き、その料理本にあったレシピであるが、味が良いとの評判が高かったのでBBQの定番メニューに入れてしまった。
    1. ADD ディップ ・・・ バッファロー・チキン・ウィングと来たら、生野菜とブルーチーズ・ディップが定番である。ここでは2種類のディップを紹介する。
      1. <ブルーチーズ>
        1. ブルーチーズと生クリームを同量
        2. マヨネーズを生クリームの半分
        3. ウースターソース、塩、おろしニンニクを少量
      2. <粉チーズ:ブルーチーズが苦手な人用>
        1. 生クリーム  100cc
        2. 粉チーズ   30g
        3. コショウ   少々
        4. 乾燥パセリ  適量
    2. アユの塩焼き ・・・ 残念ながら茅野ではニジマスはどのスーパーも置いてるが、アユやイワナは時々しか置いてない。アユやイワナは備長炭などを使うと、遠火でじっくり横置きなら1時間くらいで焼ける。縦置なら2時間くらいかけてじっくり焼く必要がある。縦置きは丸かじりでき大変美味しいが時間がかかり過ぎるので、BFCでは横置きで焼いている。横置きだとBBQ開始から1時間なので、ちょうど肉に飽きて来るころに出せるので後半のメイン料理になる。何とか定番メニュー化できるよう、調達方法を検討中である。
    3. イカのホイル焼き ・・・ アユに比べると、刺身用のイカはどこのスーパーでも手に入るので便利である。但し、下ごしらえが少々面倒であり、気持ち悪いと言ってできない人もいる。イカの足を胴体から丁寧に引き抜き、はらわたを残す。足は適当な長さに切り、胴体は適当な幅で輪切りにする。それらを全てアルミホイルで包み、醤油を垂らしてBBQグリルで焼く。時間がかかるので最初からグリルの隅の方に乗せて置く。焼けたら、はらわたをかき混ぜて食べる。
    4. サザエと赤海老の磯焼 ・・・ サザエはただ焼くだけ。身が煮えたぎって来たら好みで醤油を垂らし、もうひと煮立ちさせてから食べる。赤海老は、塩をふって一度汚れを洗い流し、背ワタを取っておく。串を頭から尻尾にかけ真っすぐに刺し、塩を振ってから焼く。これも半焼けにならないよう、じっくり焼いてから食べる。残念ながら、茅野ではこれらの魚介類は時々しか売っていないので、今のところ定番メニュー化は難しい。
    5. ADD ホタテの磯焼 ・・・ お盆の期間中、JAみどりで売るようになったので新メニューとして追加した。二枚貝のまま開いてない場合は、ナイフで開いて片方の貝を取り除く。もう片方の貝をお皿代わりにして焼き、煮えたぎって来たら醤油を垂らしてひと煮立ちさせてから食べる。
    6. コールスロー ・・・ これまでは、生野菜サラダが主であったが、意外にメインメニューと準備が重なって面倒である。その点コールスローは、野菜がサラダより沢山さん食べられ作り置きもしておけるので便利である。今年になって、これに気づき定番化して来たメニューである。レシピもアメリカ仕込みの友人から教えてもらった実績が高いものを使用している。
      • 具  キャベツ、人参、キュウリ、セロリ、紫玉ねぎ、ピーマン、ハムなど
      • タレ       酢       大さじ2
      •          オリーブオイル 大さじ1
      •          砂糖      小さじ1強
      •          マヨネーズ   少々
      •          胡椒      少々
    7. ADD 舞茸のホイル焼き ・・・ キノコ類の中では最も人気があり、いつでも手に入るのでBFCでは定番になった。舞茸を一口くらいに分けアルミホイルに乗せ、醤油を適当にかけバターをのせたらホイルで包む。BBQグリルに乗せておき、火が強い場所なら数分、弱い場所なら10分程度で煮える。舞茸がしなっとしてれば食べられる。舞茸の香りがしてバター醤油との相性が良く意外に美味しい。

 

  1. BBQパーティーのための道具

    BFCでは、BBQをやるため次の5つの道具を使用している。何れもTateshina Life > Product Evaluation > アウトドア関係に掲載したものである。


     

    1. グリル ・・・ Muster Builtの丸形22.5inchの大型グリルと、Weber Stephenの丸・小型グリルを使用している。日本では角型が多いが丸形を使用しているのは、アメリカ駐在時代に丸形を使用していたので、それに愛着があったためである。特別な理由は無い。
    2. テーブル ・・・ 折り畳み式の高さ2段調節可能なコールマンのテーブルを使用している。雨になれば、低くして室内でも利用でき便利である。またコンパクトに折りたためるので収納や持ち運びも楽である。
    3. タープ ・・・ 雨用にも日よけにもなり、組み立てが容易である。急な雨の時にもグリルをタープの下に持って来れば、BBQは継続できるので最低一つはあると良い。
    4. 炭起こし&炭 ・・・ 炭起こし方法もいろいろ試したが、結局はチャコールスターターを使うのが無難と言うことになった。最初は炭の種類は気にせず、どこにでも売っているBBQ用の木炭を使用していた。しかし、焼きの難しい食材が増えるにつれ炭も使い分けが必要であることが分かって来た。そこで現在は、次の3種類の炭を使い分けしている。
      • 一つ目は、一般のBBQ用木炭。これは、火が付き易いが長持ちしない。また炎が出やすく食材が焦げやすいので、油が落ちるものについては注意が必要。
      • 二つ目は、備長炭である。火が付き難いが一旦火が付くと、火力も強く長持ちする。鮎やイワナ、あるいは厚切りステーキやスペアリブなどじっくり焼くものに向いている。
      • 三つ目は、豆炭である。これもやや火は付き難いが個数で火の調整ができるので、ダッチオーブンの強火・弱火をコントロールするのには欠かせない。
    5. 食器類 ・・・ できる限り後片付けが楽になるよう、紙皿、紙コップ、割りばしなど使い捨てできるものを利用する。エコには反し多少気は引けるが、後片付けが短く楽にできる。全員で一気にやってしまえば、BBQパーティーの楽しい雰囲気を壊すこと無く片づけられる。だからこそ、アメリカでは毎週のようにBBQパーティーが行えていたのである。

     

     

    ほかにもダッチオーブンを使ったアウトドア・メニューを研究中である。今のところ、海鮮パエリアは得意であるが、これを作るとBBQに手が回らなくなるのでBBQの定番メニューには入れてない。しかし、ダッチオーブンではスープやローストビーフ、さらにはデザートまで作れるので、早くBBQパーティーの定番メニューに入れてゆきたいと思っているのである。

     

    <参考:炭の起こし方>

    1. チャコールスタータの底に火が付き易いBBQ用木炭を必ず入れる
    2. その上に、必要量に応じBBQ用木炭、豆炭、備長炭などを入れる
    3. スターターの置場には下から空気が入るような場所や台を準備する
    4. 先ず着火剤に火を付けて置き、上から新聞紙をまるめて被せる
    5. その新聞紙の上に炭が入ったチャコールスターターを置く
    6. 新聞紙に火が付けば直ぐにBBQ用木炭に火が移り、煙と炎が上がり始める
    7. あとは何もせず放っておくだけで、着火し難い備長炭にも簡単に火が付く
    8. 空気が下から上へ抜ける煙突効果でどんどん炭に火が燃え移る(約30分)
    1. 空気が下から上へ抜ける煙突効果でどんどん炭に火が燃え移る(約30分)
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