BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

梅雨空の車山湿原とレンゲツツジ

7月初めの梅雨空の車山湿原を訪れた。2週間前に行った時、霧ヶ峰方面の丘はレンゲツツジが満開近かった。しかし、車山湿原内は殆ど咲いておらず、その時こんどは2週間後に来てみようと決めていたのである。行って見ると、咲いてはいるが満開はもう過ぎているのか、まだこれからなのかはっきり分からなかった。湿原と周囲の丘には無数のレンゲツツジがあるが、既に咲き終わった株とまだ蕾を沢山付けた株の両方があるためだ。推察するに、環境が厳しい場所なので一斉に同じように芽吹いて開花することはないのかもしれないと思うのである。

何れにしてもまだ満開近い株も多く、梅雨の合間の晴れた日にレンゲツツジ咲く車山湿原を堪能することができた。いつもながらここへ来ると、周囲が丘に囲まれておりある種閉ざされた空間、別世界であると感じる。特に平日は人が少ないため湿原を独り占めした気分に浸れ、私にとって最高の癒し空間になるのである。そんな思いを次の映像に表現してみた。

 

湿原には、多くの種類の草花がありこれから順に姿を現すであろう。その変化を追いかけるのも楽しいことであろう。良く見ると、コバイケイソウが白い花をつけ始めていた。鳥の声は、カッコウ、ウグイス、ノビタキが盛んであった。ノビタキは比較的湿原の低木を飛び回るので目にする機会が多い。今回も偶然だがツツジのてっぺんに止まったところをカメラに収めることができたのである。

これからも機会を見付けて車山湿原に訪れ、一年を通した四季の変化を味わってみたいと思っている。

 

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