BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

今年もフォトコンテストに応募

このホームページを立上げて以降、写真が綺麗との声を時々もらうようになった。しかし、写真技術がよくて綺麗なのか、カメラの性能が良くて綺麗なのか、景色が素晴しいから綺麗なのか、実のところは良く分からなかった。そこで、写真家としての自分の力量を試すには、やはりコンテストに応募するのが一番手っ取り早いと考えたのである。そこで、昨年3つのコンテストに応募してみたが、見事に全滅であった。やはり、自分の腕もまだまだなのである。

2016年度 STEPフォトコンテストへの応募

昨年の3つのコンテストの中で最大のSTEPフォトコンテストに参加してみて気付いたことは、写真は芸術作品であると言う事。綺麗だけでは道具が良くなっているので評価にならない。重要なのは写真が何を物語っているかと言う事。即ち見る人に何が伝わって来るのか、何を伝えようとしているのかである。私の写真は後付けでメッセージを書いているのであって、何か表現したいメッセージがあって撮っている訳ではない。どちらかと言うと綺麗だから、あるいは面白いから撮っていると言うのが殆どであろう。しかし、沢山の写真を撮って説明を付けていると、何かイマイ風写真ができてくるような錯覚を覚えるのである。今のところまだ後付けではあるが、沢山後付けしているうちに自分の目指すものが見えてくるのではないか。きっと私の写真が入選した時が、後付けではなく自分の意図した写真になった時なのではないかと期待している。

2017年度 STEPフォトコンテストへの応募

今年も住友不動産のSTEPフォトコンテストに応募した。昨年の代表例に比べ、今年の応募作品は多少なりとも成長したのであろうか。色々な入選作品を見ると結構作り過ぎの写真、即ち演歌歌手が技巧に凝り過ぎて聞きづらくなってしまった歌のような写真も散見される。私は難しい技術をこれでもかと見せるよりも、訴求する中身を研ぎ澄ませる努力をすべきと考えるのである。その点では、昨年よりタイトルを短くしたこと、コメントは説明ではなく主張を表現したことなど、昨年より写真の訴求力を引き出せてはいると思っている。結果が出るのは数ヶ月先だが、実に待ち遠しいばかりである。 

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