BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

ホノルルを走る(準備編)

私の初フルマラソンは昨年の12月14日(日)のホノルルマラソンでした。早いものでもう1年が過ぎました。ホノルルマラソンは毎年12月の第2日曜日に開催されます。今年は12月13日(日)でした。ホノルルマラソンは制限時間が無いので誰でもマイペースで完走できる大会と言われています。また、ホノルルで一番の催し物で、多くの市民ボランティアが大会を盛り上げてくれます。

私は、「初マラソンを笑顔でゴール!」というキャッチフレーズに魅力を感じ、初のフルマラソンをマイペースで走れそうなホノルルを選びました。今回はあの時の感動を思い出しながら「私のホノルルマラソン」を紹介させて頂きます。

次のビデオは今年のプロモーションビデオですが、これを見ると皆さんもきっと走って見たくなるでしょう。

先ずはマラソンクラブに入会

ホノルルマラソンはJALが立ち上げたこともあって、初めのころは日本からの参加者が圧倒的に多い大会でした。JALの観光とマラソンをセットにした戦略は時のマラソンブームに乗って毎年参加者が増え、今では2万5000人が参加する規模になりました。うち日本からは約1万人が参加します。当然のことながら、ホノルル行の航空券やワイキキのホテルを押さるのは至難のワザで、個人旅行ではとても手配できません。ツアー価格もこの時ばかりと高騰し、基本は相部屋で一人部屋にすると普段の倍近くのツアー価格になってしまいます。勿論、私は気兼ねなく寝たかったので一人部屋にしました。

そこで数あるマラソンツアーを調べると、旅行代理店が主催するものとマラソンクラブが主催するものの2種類あることが分かりました。大手旅行代理店は、有名ランナーやコーチとアドバイザー契約し、走り方セミナー、ゴール後の食事やマッサージ、会場とホテル間の送迎など至れり尽くせりのケアーをしてくれます。マラソンクラブは走る練習やレース中のペースメーカなど走るケアーに主きを置いています。そんな数あるツアーの中に旅行代理店とマラソンクラブがタイアップしたMomonaクラブのツアーがありました。ランニング指導もゴール後のケアーも両方しっかりやってくれるツアーでした。特に、ゴール直後のマッサージ、アイシング、夜の二度目のマッサージなどがあり、それに惹かれてこれに決めました。また、前日にバスでコースの下見をさせてくれますが、これもは非常に参考になり安心感を与えてくれました。

次のビデオは私が参加した2014年のMomonaクラブのホノルルマラソン紹介ビデオです。どこかに私が映っていますが殆ど分からないと思います。

半年前から準備し、いざ本番へ

Momonaクラブでは半年前からマラソンへの準備を指導してくれます。全くの初心者向けに諏訪湖や琵琶湖での合宿を開催したり、東京・名古屋・大阪で月何回かの走り方教室やホノルルの説明会を開催してくれます。私はハーフマラソンを数回経験していたので合宿は参加せず、主にメール指導を受けました。内容は初心者にとっては初めて聞くことばかりで大変参考になりました。例えば、ハーフでは水分補給だけでしたが、フルではエネルギー補給が必須ということ。考えてみれば、私の場合は6時間目標なのでその間エネルギー補給しないと途中でエネルギーが燃え尽きて動けなくなってしまいます。他にも、ハーフでは気にせず済んだことがフルでは対応必須なことが幾つかありました。

  1. 靴・・・軽い靴より重くてもクッションが良いものを選ぶ。また、つま先に1.5cmくらい余裕を持ったサイズにする。
  2. ワセリン・・・靴、下着の端、乳首など、ちょっとでも擦れるところには必ず塗ること。
  3. テーピング・・・足を少しでも上げ易くなるようにテーピングで補助しておくこと。
  4. 計画的休憩・・・休憩、トイレの時間・場所を決めておくこと。
  5. エネルギー補給・・・アミノ酸ジェル、塩飴など必要分を持参し計画的に補給すること。
  6. 足の痙攣・・・危ないと感じたら必ずストレッチし足を休め、無理して走らないこと。

 

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

色々な人の激励に感謝

私のホノルルマラソン挑戦は、まさに有言実行でした。お蔭で事前に沢山の人から激励を頂きましたが、その分プレッシャー度は増すばかりです。それでも数回のハーフマラソンの経験と私なりの走り込みを欠かさずやってきたので何とかなるだろうと構えていました。ところが直前の飲み会で会社の後輩たちからサプライズの寄せ書きを貰ったり、孫から「フレー!フレー!ジージ! マラソン頑張ってね!」と言われると感激と同時にプレッシャーも最高潮に達します。

現地到着後の最初のスケジュールは大会の受付があるコンベンションセンターでゼッケンをもらうことです。日本にいる時はどうなることかと思いましたが、現地に行ってみるとハーフを走ったこともない人が参加し不安そうに話しているのを聞いて一安心しました。結構、初心者や高年齢の人も参加されていて、マラソン大会と言うよりそれに名を借りたお祭り騒ぎ的なイベントである印象を受けました。その会場ではスポーツ用品の展示会場も併設されていました。そこに高橋尚子さんの走り方特別セミナーも開催されていて、マラソンムードを大いに盛り上げてくれました。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

現地に行くまでは「初マラソンを完走できるか?」と不安でしたが、それもすっかり消え大いに大会を楽しもうという気分になることができました。これで準備万全です。

レース本番は次の投稿で紹介します。斯うご期待を。

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