BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

車山から霧ヶ峰一帯に咲くレンゲツツジ

前回、ビーナスライン沿いの素晴らしいレンゲツツジを見た(6月12日)のを機に、「蓼科生活 ~原野に群生する花探訪~」を投稿し、車山ビーナスライン沿いのレンゲツツジを紹介した。その1週間後の6月19日、そろそろ車山から霧ヶ峰にかけての草原全体が満開になるころと思い、車山肩に向かったのである。行って見ると、想像以上にレンゲツツジの群生は広範囲にわたっていることが分かった。その景観は「実に見事!」との一語に尽きる。今回は車山のレンゲツツジ報告第2弾として、私の感動を写真やタイムラプス動画に表現したので紹介する。

車山のレンゲツツジは、車山スキー場の反対側の高原地帯で見られる。その中心は車山の登山口でもある車山肩である。車山肩の駐車場から北に上がると、霧ヶ峰高原と呼ばれているなだらかな丘になった草原地帯が広がり、ここにレンゲツツジが群生している。さらに車山肩の東に続く車山の山復一帯の草原や、車山肩から東側の湿原にも群生している。幸いなことに、花に毒性があるため鹿の食害を免れ、見事な自然のままのレンゲツツジの花園が見られる。

そんな日本一とも思えるレンゲツツジの景観を8枚の写真で紹介する。番号は上記の地図に書かれた番号と同じで、矢印方向の景観を撮影したものである。

ニッコウキスゲも同じ草原地帯に咲く花であるが、こちらは鹿の食害で全滅してしまった。今は電気冊で囲って何とかニッコウキスゲを復活させているが、草原の特定のエリアだけである。ニッコウキスゲも鹿の食害に合わなければ、高原全体を黄色に染める姿が見られたはずである。

最後に、車山のレンゲツツジの素晴らしさを表現した動画を制作したので掲載する。いつの日かもう一度、このオレンジが黄色になった景観を見たいものである。そのためには、何とか保護区域を高原全体に施せないものだろうかと願う次第である。

 

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