BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

八千穂高原の湖と白樺原生林 ~レンゲツツジが咲くころ~

6月になったのでレンゲツツジの花を求めて、その群生地を訪れることにした。その第一弾として、例年6月中旬に見ごろを向える八千穂高原に出かけて来た。八千穂高原は八ヶ岳の東側で、ちょうど蓼科高原の反対側に位置する。蓼科側からメルヘン街道を上り麦草峠を越えて暫く下った冬期通行止めのゲートの先にある。標高もほぼ蓼科と同じ1500m前後であるが、蓼科とはやや趣が異なる高原である。その理由は、八千穂レイクと言う広々とした湖と白樺原生林の存在であろう。

八千穂レイクは元々は農業用のため池であるが、春から秋は管理釣り場として、冬は車の氷上走行場などリゾートとして活用されている。この北側に広大な白樺原生林があり、恋人の聖地に選ばれた。確かに白樺原生林は、新緑を背景にすると益々白樺の木の白さが映え、素晴らしい景観をもたらしてくれる。散歩していてとても気持ちの良い空間である。

今年は雪が多く寒さが厳しかったためか、レンゲツツジはまだ3分咲きと言ったところでやや残念であった。それでも日当たりが良い場所のツツジは、満開に近いものもある。レンゲツツジは毒があるため鹿が食べない。お蔭で鹿除けネットや電気柵に興ざめすることなく、自然のままで綺麗に咲いている姿が見られる。白樺林の中は何故かレンゲツツジの生息に向いているのか、白樺林の下草のようにレンゲツツジが群生している様子が素晴らしい。誰もが一度見たら忘れられない光景になるであろう。八千穂レイクと白樺原生林を散歩し撮影し、その素晴らしさを映像にしたので紹介することにしよう。

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