BloomField Club ( Close Encounters of Healing )

初夏を向かえた天狗の奥庭

6月に入り梅雨入り宣言がされ、晴れても雲が多くスッキリしない天気が続いていた。ところが、6月18日(土)は夏のような快晴になるとの天気予報が出された。これはチャンスと急きょ天狗岳に登ることを決めた。前回は、晴れではあったが春霞が強く曇天のような天気だったが、今回はどうであろうか。ちょうど購入したばかりのPLフィルターを試してみたい思いも強く、写真撮影中心に登ることにした。

登山コースは前回と逆に、唐沢鉱泉から西尾根経由で、西天狗・東天狗に登り、天狗の奥庭経由で黒百合平から戻るコースとした。一番の楽しみは、天狗の奥庭のスリバチ池からの天狗岳の眺めである。ガイドブックのような写真が是非取ってみたいものである。

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唐沢鉱泉に朝7時40分頃到着すると、駐車場は満杯で路上駐車が20~30台されていた。殆どが関東や東海の車で、さすがに休日かつ梅雨の合間の快晴ともなるとこんなにも人が多いのかとやや驚いた。早速、しゃくなげ橋を渡って西尾根登山道に入った。尾根に出るまでに女性を含む数組のグループを追い抜いた。おかげでややオーバーペース気味になってしまった。これが後で災いをもたらすことになった。尾根沿いの樹林帯を行くと何か所か見晴らしがきく場所がある。今日は今のところ雲が殆どなく諏訪方面まで綺麗に見えた。写真撮影には持って来いの天候であった。早速PLフィルターの効果を4つの写真で試してみた。あとの二つは、比較的太陽を背に受けたもの、太陽方向に向いたものであり違いは殆どないように思える。

途中の休憩場所でも何組かのグループを追い抜き、ますますハイペースで西天狗岳の頂上まで来た。PLファイルターの効果はうまく出る時とでない時があるが、付けていても支障ないので標準ズームレンズに装着しておくことにした。西天狗岳の頂上から東天狗岳の頂上にかけての写真を次のギャラリーに掲載するが、天気とPLフィルターのお蔭で前回より遥かに綺麗な写真に仕上がっている。西天狗山頂はハイマツで覆われやや広いが、東天狗は岩場で結構狭い。今日は登山者が一杯で三脚を広げる余裕もないので、東天狗での撮影は中止し天狗の奥庭に向かうことにした。

 

いよいよ今日の目的地である天狗の奥庭に向けて下山開始する。同じようなペースで数グループも天狗の奥庭に向かった。マイペースで撮影しながら下山したかったので暫く道を譲って先に行ってもらった。その後も若い男性だけのグループや単独の男性など、何組か足の速いグループに抜かせながら天狗の奥庭の岩場を下ったのである。しかし、西天狗までのハイペースが利いてきて、足がふらつき踏ん張りがきかなくなってきた。諦めて途中の岩場で昼食を取ることにした。

天狗の奥庭は、数個のピークがあるので下り上りを繰り返しながら下山してゆく。結構、脚力消耗が激しいので休み休み下山したため、標準時間より大幅に遅れスリバチ池に到着した。振り返って天狗を見上げると、前回と違い今日は綺麗に天狗が見える。次のギャラリーに掲載するが、ガイドブック並みの綺麗なスリバチ池から望む天狗岳が撮影できた。特に、水面反射をPLフィルターで押さえているため、池の水が透き通って見えるプロ好みの写真が撮れた。

やはり、現場の臨場感を出すには動画が一番である。そこで今日も一部をタイムラプス撮影し、写真と組み合わせた動画を制作した。是非、これもご覧頂きたい。

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