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私の気まま旅12 ~ (後半)山形・新潟・福島 ~

私の気まま旅第12弾は山形・新潟・福島を巡る旅の後半編で、3日目(5月28日)の大内宿から5日目(5月30日)の銀山温泉までを記述する。

  • 1日目:小牧空港⇒山形空港→羽黒山→鳥海パノラマ→日和山公園→酒田
  • 2日目:酒田→山居倉庫→本間美術館→加茂水族館→念珠の松→福島潟→新潟
  • 3日目:新潟→弥彦神社→燕三条地場産業館→北方博物館→大内宿→会津若松
  • 4日目:会津若松→鶴ヶ城→諸橋近代美術館→上杉神社→蔵王のお釜→文翔館→山形
  • 5日目:山形→立石寺→英春堂本店→銀山温泉→山形空港⇒小牧空港
3日目 新潟~会津若松

3日目の最後の訪問地は、新潟の北方博物館から100Km離れた会津の大内宿である。大内宿は江戸時代の下野街道の宿場町であるが、明治以降の交通路の変化で開発を免れたため江戸時代の面影を未だ残している。木曽の馬籠宿や妻籠宿に比べ道幅が広いので少し趣が異なる。現在では道沿いの建物に茅葺の家を残し、その後ろに日常生活用の住宅を併設する観光地として整備された様だ。木曽路の奈良井宿と比べるとやや俗化されテーマパーク化した印象を受けた。但し、大内宿の一番奥にある見晴台から見る町並みは圧巻で、貴重な文化遺産であることは間違いない。文化遺産保護と観光事業とのバランスは試行錯誤しながらやって行くしかないだろう。

4日目 会津若松~山形

4日目は朝一番で鶴ヶ城に行った。まだ開場前だったのでお城の周囲を一周するに留めたが、その歴史ある立派な建物に魅了された。しっかり堀で固められた鶴ヶ城は、幕末の戊辰戦争では1ヶ月に及ぶ猛攻に耐えた難攻不落のお城と称えられた。今の建物は明治に全て取り壊されたが戦後再建されたもので、平成には屋根瓦を幕末当時の赤瓦に葺き替えられ正に会津のシンボルとして親しまれている。

次に向かったのが裏磐梯の諸橋近代美術館である。ここはダリの作品を多数展示した珍しい美術館だ。周囲の自然を生かした庭園に王宮風の建物が池の辺りに美しく建っている。裏磐梯の高原に突然現れる美術館の景観は素晴らしく目を惹きつけられる。わざわざ山奥のこの地を選んで美術館を創立した諸橋氏の想いが、外観を眺めただけでも伝わって来る。

更に裏磐梯の素晴らしい自然に触れながら、桧原湖から東鉢山七曲りに上り約1時間掛けて米沢市にある上杉神社まで下って行った。ここは今日の主目的地・蔵王への中継地点として昼食を取るために立ち寄った。この神社は上杉謙信公を祀り、旧米沢城本丸跡に建てられたものである。現在では米沢市の真ん中にあり、商業施設も併設された市民の憩いの場として愛されている。その中にあるホテルのロビーの様な落ち着いた雰囲気のカフェル・シエルでホットドッグを頂いた。大きなガラス窓と広々とした空間の中でゆっくりと時が流れる憩いの時間だった。

次は、いよいよ今日の目玉の蔵王の御釜である。米沢から東北中央自動車道と蔵王エコーラインを利用すれば、1時間強で蔵王レストハウスに行ける。レストハウスを出ると直ぐに展望台があり蔵王の御釜を上から眺望することができた。天候が危惧されたが、山頂付近の雲は宮城県側に掛かっており御釜付近は晴れていて絶景を見ることが出来た。御釜までガラ場を下れば御釜の脇まで歩いて行ける。やや急坂なので石ころに足を取られて滑って尻餅をつく人が居るので要注意である。当初は5日目に行く予定だったが、5日目に天気が崩れ雨が降る予報だったので行程を大幅に変更した。これが功を奏し素晴らしい蔵王の御釜を目の当たりにする事ができた。これも個人旅行の良い所である。

思ったより順調に移動できたので、5日目朝に予定していた山形市内の文翔館を先取りする事にした。所が、開館時間を気にしておらず到着したらちょうど閉館の16時30分だった。残念ながら建物内の見学はできなかったが、平成7年に改修された旧県庁舎旧県会議事堂を外から見学した。大正ロマン漂うその外観は美しく散策するだけでも心休まる憩いの場である。

5日目 山形~銀山温泉

最終日の最初の訪問地は立石寺で、これは東北を代表する天台宗の霊山である。険しい山を開いて作られた山寺であり、奥の院まで行こうとすると1,015段の石段を登らなければならない。健脚の若者でも一気に登るのはきつい様な参道を、ましてや高齢の我々には不可能に近いと思われた。それでも奥の院まで行って見たいとの好奇心のお陰で、何度も休みながら少しずつ石段を上がり遂に奥の院まで登る事ができた。帰りは種々のお堂を見学やお参りしながら下るので、意外にスムーズに下山で来た。開山堂から見る下界は絶景で、写経を収める納経堂は絶壁の上にあり最も人気ある絵になる場所である。下山途中、多くの幼稚園生や小学生や中学生の団体に会った。この地方では山寺登山が遠足や課外学習の人気の場所になっている様である。

次に訪れたのは将棋の町・天童市にある将棋の駒を製造販売する英春堂本店である。将棋好きな孫へのお土産に本格的な将棋の駒を買うためである。このお店では見事な手掘り駒から一般用の駒まで販売しているが、やはり名人が掘った様な駒には手が出ないので手頃な値段のものにした。

次はいよいよ最後の訪問地の銀山温泉である。当初は計画から漏れていたが、天候の影響で蔵王を一日前倒ししたので何とか銀山温泉まで行く事が出来た。駐車場は温泉の中心街まで20分程度歩かなければならない。銀山という名の所以は、野辺沢銀山の工夫が発見したからと伝えられて居るが、銀山が衰退すると湯治場として温泉が賑わうようになった。また、NHKテレビ小説の「おしん」で一躍有名になった。現在も大正ロマン漂う温泉街として外国人にも人気ある場所である。

終わりに

今回も地方の中核都市のビジネスホテルに宿を取り、地元の美味しいお店を探し舌鼓うつのも旅行の目的とした。酒田では「居酒屋ふわり」、新潟では「博多うずまき」、会津若松では「居酒屋竹の娘」、山形では「Bistro Auger」を利用した。今回も何れも初めてのお店であるがGoogle Mapの評価を参考に選択したので大外れする事はなかった。最後に訪れたBistro Augerはフランス料理をコースで頂いたが、味は一流だが値段は驚くほど安く気軽にフランス料理が味わえる。こう言う隠れた名店が地方には埋もれている。そう言うお店を発見したり、その土地の人の心に触れたりする事が、更に旅の面白さを引き出してくれている。

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One thought on “私の気まま旅12 ~ (後半)山形・新潟・福島 ~

  1. やまもと

    風情のある写真ですね。私も行ったことのある懐かしい場所もありました。展望台から見た大内宿の雰囲気は、まるで時代劇ですね。お侍が歩いているような感じ。

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